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「つくる。」ひと、あつまれ!!!                                                                                                                                  m28e☆エム・ニジュウハチ・イーが愛知県から発信するモノづくりスペース ○○○○○○○○○○  Rental Rooms and Space for Creators                                                             古民家を利用して、イベント・物づくりやっています。
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「こよみのよぶね」■■■の龍の頭つくりを依頼された。

12月22日の冬至の日に

屋形船に暦(数字)をつけて流すんやけど

今回はそれに干支も加わる。



この日比野克彦さんの絵を基につくる。



やりはじめて分かった。

ムチャクチャ複雑やん、リュー。


さびしい一人作業やと

愛犬「コムギ」を連れて行く。



こよみのよぶねのスタッフが手伝いに来てくれた。

遠いところに夜晩く

有難うございました。

せっかく手伝いに来てもらったけど

「龍の頭」つくる仕事は初体験で

指示も出せへんかった。

俺自身

考え考えやったから

時間もかかって

みんなに悪いことしたなー。





なるべく日比野さんの絵に忠実に

しかも立体としておかしくなく

和紙を貼ることも考えながらやっていく。

そんでもって

せっかく庭師である俺に頼んでもらって

「普通に龍でした」

じゃアガンと思って

「アゴがハグハグする龍」

にした。

船が川で上下するときに

龍もハグハグする。

これ

やってみた。

ほんとは一日でつくる予定やったんやけど

いつもの如くこだわってまって

3夜かかった。



完成した龍を積んで出動。



途中用事で「龍虎亭」により愕然とした。



リューリューやん。

リューずいてんな、俺。



てつめいギャラリー到着。

元16銀行の渋く凝った建物。

ここで暦やほかの干支がつくられている。

俺のつくった龍がほかの干支よりもかなり大きく

入り口も狭いから入るかドーかドキドキしたけど

ギリギリ入った。



ここで和紙の貼られる日を待つ龍。


去年から始まった「こよみのよぶね」。

冬の澄んだ空気の中

明かりのついた暦が流れていくさまは

圧巻。

是非みんな見に来てください。


リューのアゴがハグハグするかも

見てください。
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岐阜県美濃市で

古くから続くお祭り

 「花みこし」■■■の 作成の依頼をいただいた。


 花みこしは木製の神輿の部分と 

美濃和紙をピンクに染め上げた花の部分と 

それをつなぐ竹の部分とでできている。 


その竹の部分の依頼や。 


竹といってもどんな竹でもいいわけでなく 

幾つもの和紙をつけたときに 

ちょうどいい下がり具合になり 

神輿を担いだときには リズミカルにしなり 

花がフワフワ舞うような感じにしないかん。 

ほんやで 

分厚すぎる孟宗竹じゃ 

真っ直ぐすぎて役に立たん。 

しなりのことなんかも考えると 

真竹が最高のようだ。 

だけど真竹でそんな肉が厚いモンはまず見たことがない。 

美濃に数ヶ所とれる場所があるっていうことで 

まずそこからの竹出しになった。 

 

長良川の横の吊り橋がかかった 

ムチャクチャ美しい場所。 

山も紅葉しとって最高の眺め。 

ここの竹林から竹を出す。 

 

真竹。 

孟宗竹との見分け方は 

節が孟宗の場合は1本で 

真竹は2本ラインがはいっとる。

  

モノは3年以上のもので 

なるべく真っ直ぐなものを選ぶ。 

右が若いので左が使えるもの。 

若いと水分が多くフニャフニャやから 

加工してもすぐ乾燥して狂ってまう。 

腐りやすいし。 

 

 

それを10メーターぐらいに切って運び出す。 

 

そんでそれをまた 

5メーターぐらいにして 

トラックに積んでく。 

これを屋根の下で一度落ち着かせてから 

割って加工していく。 


来年やろな。 


俺も2回ほどこの祭りに出さしてもらったことがあるけど 

すごい祭りやったな。 

「トニカク重い」神輿をみんなで担いで 

力水の日本酒を持つ役の人がいて 

その人が担ぎ手の口に酒を注いでいく。 

「おいせ。おいせ」 言いながら町を練り歩くんやけど 

一番最初に神社に行って 

社の前で神輿を少し傾ける。 

そのとき神輿の何かが変わって 

担ぎ手の顔も変わる。 


俺はその時なぜか 

涙が溢れてどうしようもなくなってまった。 


祭りは日本人の体に刻み込まれたものに 

ストレートに訴えかけてくる。 


こんな神輿をつくることに参加させてもらえたことに 

心から感謝している。 


また 

自分で作った神輿を担ぎ 

神が乗ったときの 

重さを肩で確かめたいとも思ってる。 


俺のDNAが

どー踊るのか

たのしみや。


「伊賀牛専門店 龍虎亭」■■■

の店舗正面の作庭依頼を受けた。



[依頼内容]

・一見さんお断りのお店と思われている
    -お客さんを迎え入れるようなお店に

・植栽の変更
    -モミジばかりで単調で閉鎖的になっている

・営業、準備中の看板の作成
    -お店の雰囲気を崩さず


この内容に基づき考えた。


[m28eプレゼンテーション]

・第1案【REAL HEART】



・第2案【SPORE】




第一案は

龍虎亭の気持ちがグッと集まり

塊となって駐車場に降り立ち

お客様を包み込むイメージを描いた。


第2案は

満足していただいたお客様が集まって

森となり

そこから飛んでいった胞子が

ほかの誰かの心に着地し

より大きな森をつくるために龍虎亭に帰ってくるイメージ。


やわらかく迎え入れる感じがする第2案に決まった。



ファサード仕上げ中



照明調整中



キタル、

2008年1月5日、6日の両日

愛知県の「日本の真ん中で貝がとれる島:日間賀島」にて

『第0回全日本庭サミット 庭JAPAN』

を開催いたします。

島の風に抱かれながら

ウマイ魚を食し

ホッコリ庭を語り合う。

どんなジャンルの方でも大歓迎です。

お誘いあわせの上ご来島ください。


☆要予約のため2007年12月15日迄に下記のアドレスまでご連絡ください☆

m28e@orihime.ne.jp

                      庭JAPAN実行委員会








「第6回織部賞」

の授賞式に行ってきた。


招待状からして

「・・・なんや」

と言わされてマッタ。





会場の入り口に入って分かった。

これは日比野克彦さんの

「こよみのオリベ」

の作品の一部やったんや。



みんなが来ることによって完成する作品。


いつの間にかこの作品にかかわっていた俺。


・・・・・。

こんなやりかたもあるんや。




受賞者がまたスゴカッタ。

<第6回織部賞 受賞者(敬称略)>
織部賞グランプリ ワダエミ(衣装デザイナー)
織部賞 岩井俊雄(メディアアーティスト)
織部賞 高橋睦郎(詩人)
織部賞 林屋晴三(東京国立博物館名誉館員・菊池寛実記念 智美術館館長/陶磁器研究家)
織部賞 山田脩二さん(淡路瓦師・カメラマン)

■■■

有名とか何とかやなく

やっぱり頭ひとつ抜きん出た人っちゅーのは違うわ。

言葉がストレートやし洒落もある。

もー、

あそこまでいくと飾る必要もナインやろうな。


会場はセラミックパークMINO■■■っていう

選考委員長で建築家の磯崎新さんが設計したもので

これまた環境をうまく取り込んであって良かった。

一番上の山側に茶室があって

受賞者の林屋晴三さんが道具を見立てた茶席がもたれてて

これがまた美しかった。





いつも意識的にお茶を遠ざけている俺やけど

お茶の懐の深さにガツンとやられた席やった。

だからこそお茶とガップリよつを組むのは

まだ先やな、

と再確認も出来た。


まだ雑でいたい。


トロフィーも磯崎新さんがデザインした焼き物だった。


なんか既存の枠を取っ払った授賞式で

こんな式が

東京じゃなく

岐阜の山奥で行われとるっちゅうことが

かなり痛快で

うれしかった。










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プロフィール
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つくる。
年齢:
16
HP:
誕生日:
2008/06/07
自己紹介:
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職人がプライドを持って建てた古民家と
のこぎり屋根の織物工場跡を利用して、
モノづくり・イベントを行っています。

このHACOで出会い 、

このHACOで考え 、

このHACOでつくり、

このHACOで生まれ 、

このHACOから発信し、

このHACOで終わる 。

つくる。 = つくる + 。
終わりがあればカナラズ始まりがある。

[ 本物と感じられるものを共につくり、
 発信していくこと ] 

が私たちのコンセプトです。


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